2023,3月21日(火)☔
母親が亡くなりました。
本当に急で…。
19日の夜、救急車で病院に連れて行ってもらった後。
救急車で病院に運ばれるのは時々ある事なのであまり驚きませんでしたが、救急車で運ばれるのはあまりないので、私も普段はそのまま寝るのですがその時は母親がいつものように『たいした事なかった』と笑って言いながら父親と一緒に帰ってくるのを待つつもりで起きていました。
でも少しして父親から電話があり、母親が人工呼吸器を付けられて心臓マッサージをしていると言われて吃驚。
消防士さんの質問にはっきり答える程、先程までは意識不明がしっかりあったのに…。
父親はパニクっていて先生が直接私に話をしたいとの事でしたので、先生の電話を聞くと、原因は分からないけど血圧が下がり1回、心臓が止まったので人工呼吸器を付けて心臓マッサージをしているけど3回心臓が止まったらもう駄目なので延命をするかしないかみたいな事を聞かれましたが。
え、そんな重大な事を私に電話で答えろと!?
父親め…自分が考えられないから私に丸投げしたな…と思いつつ、私も『意識があるなら延命…』とかなんか分かんない事を呟いた記憶はあります。
今思うと、意識があれば当然、延命しますかなんて聞きませんよね…意識がなくて心臓が止まったから延命装置をつけるんですから…。
その後、看護師さんに代わり、今すぐ病院に来るようにと言われ、寝間着姿だった私は慌てて着替え、弟に声をかけながらもう1度、父親に電話をしました。
『今から弟と一緒に病院へ行くから』と伝えると、『弟と!?』と驚いた答え。
…いかん…父親の頭の中はボケたままだ…しっかりしろ!!と心の中で叱咤しながら『当たり前やろ!!弟は息子だから!!』と怒鳴ると『…あ、そうか』と我に返ったような返事。
…こりゃ駄目だ…と思いつつ、『叔母には連絡した!?』と聞くと『あ、そうか…今から連絡する』との返事で急な事態に頭が付いていってないみたい…。
それから弟の車に乗って救急病院へ行ったのですが…。
おっとろしや~おっとろしや~。
ヒイィィ(゜ロ゜;三;゜ロ゜)ヒイィィ
弟の運転があんなに恐いとは思いませんでしたil||li (OдO`) il||li
夜遅く、車もあまり走ってなかって本当によかった~(-ω-;)
母親の心配どころが、自分の心配で精一杯でした。
無事に着いてほっとした。
叔母はなかなか電話に出ず…。
イライラしながら電話をかけ続ける父親と私。
夜中にこんなに電話が鳴っていたら普通、誰か不幸があったかもしれないと思うだろ!!サッサと出ろ!!と怒鳴りたくなる程、電話に出ない。
電話に出てくれた時はホッとした。
待合室で座っている時に警察官が3度くらい私達の前を通ったのですが、病院にも警察官が来るんだ~、巡回?なんて関係ない事をぼんやりと思ったりしましたね。
救急の出入り口から2人が入ってきて私達の前を通り、帰る時は人数が3人くらい増えていて5人位で私達の前を通り帰って行きましたが…。
それから葬儀屋さんに連絡。
思っていた通り葬儀屋さんは裏口からきて、母親を診てくれた先生と看護師さん2人が車を見送ってくれました。
その時、寒っと思って、上着を着てくる事を忘れている事に気付きました。
その後、通夜と葬式の相談、各所に連絡とバタバタでした。
お金も引かないといけないし。
葬儀代やお坊さんに渡すお布施等合わすと相当なお代になりますからね。
母親の銀行口座を凍結される前にそれだけは引いとかないと。
まあ、凍結された所で金額はしれたものですし、家族3人同じ家に住んでいますから判子もすぐ揃うので解除もすぐできますけど。
でもATMで引ける金額は決まっていますので、何日かに分けて引かないと。
本当、銀行って杓子定規というか、貧乏人には融通が利かない所ですね。
自分の家のお金が勝手に引けないなんて…(●`ω´●)
家に帰ると母親がいないなんて思えない。
母親が寝ていたベッドもそのままだし、母親が最後に飲んだ水の入ったコップもそのままで。
…後悔は沢山あります。
最後の言葉が『薬、吞んだ?吞まないと駄目だよ』なんて。
こんな事が分かっていたらもっと別の事を話したのに。
でも、私のジュースを勝手に飲んだって19日の夜に気付いた時にいつもならすっごく怒るんですが、その時は何故か怒る気にならずに『今度買い物に行った時に同じジュースを買ってよね~』と言っただけで。
怒らずによかった~とそれだけは思って自分を褒めています。
最後の言葉が怒鳴り声なんて後悔してもしたりませんからね。
つくづく怒らなくてよかった~と胸を撫で下ろしています。
それとその夜、母親は刺身2切れくらいしか食べなかったので冷凍の今川焼きが1個だけあったので『食べる?』と聞くと『食べる』との返事でしたのでレンチンして渡しました。
いちごクリームだったのですが、餡子入りを買ってたらよかったと思います。
母親は餡子が好きでしたので。
今日の晩御飯はほうれん草と大根のカレー、豚肉の野菜巻き甘酢ソース、トマトのサラダ。
お医者さんは『原因は分からない』と言っていました。
お腹のCTを撮って診てくれたけどどこも悪くなかったらしいし、肺に少し水があるど…とは言っていたけどそれが原因ってわけでもないらしい。
強いて言うなら心臓に原因がある…みたいな事を言っていましたがあまりよく憶えていません。
それで家に帰り父親と話していましたが、もしかしたら母親は老衰じゃなかったかな…と。
数日前からはしんどいと言ってほとんどベッドで寝ていましたし、甘いものは食べていましたがほとんど食事をしなくなりました。
いろんなものに興味をなくしていったみたいですし…。
それに数日前から呼吸が浅いみたいな気がしていましたが、病院へ行っても何も言われなかったみたいですし、血液検査をしても問題ないと言われていたので私の気のせいか…と思っていましたが。
…もしかしたら家で倒れたり寝込んだりしたら迷惑をかけないように気を張っていたのかも…。
そして病院に着いてお医者さんの姿を見たら安心…というかホッとして亡くなったのかも…。
なんとなくそんな気がしています。
母親は生前、寝込んで家族に迷惑をかける事を凄く心配していましたから。
…私としては寝たきりになっても生きていてほしかったですけど。
…後悔なら沢山あります。
例えば朝、『病院へ行きたい』って言った時に行っていれば…とか。
でも、もしも老衰なら死期を早める事になったかもしれないし…とか。
体が悪ければ病院へ行けば治してもらえますが、老衰は病院へ行ってもどうにもなりませんもんね。
母親と同じくらいの人が老衰で亡くなったとテレビで放送される度にドキッとしていましたが…。
歳からいえば母親が先に亡くなるのは当たり前なんですが…私が産まれた時から母親なので…この先もずっと母親は大丈夫って思ってました。
なんか…こんな急に亡くなるなんて思ってもいませんでした。